忍者ブログ
詩・短編小説サイト。
[1] [2]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

 

 

 貴方の声が、貴方の顔が忘れられなくなって
二人で歩んだ日々は、只私を一人にしていく
会ってしまったら、余計貴方が好きになるって
会ってしまえばまた、貴方に惹かれてしまうのは分かっていた
けど…やっぱり会いたくて、心が叫ぶ
『貴方に会いたい』と…

言葉一つ、それだけでいいのに
何とも言わない、優しい貴方を
話したくはない…離れたくもない
他の誰かが居るのは分かっていても

たくさんの二人を思い返すとキリがないくらい
私のこの胸は貴方で今、いっぱいで歩けない


どんなに好きでいても愛し合っていても
それでも分かってあげられなかった
結局、貴方が思う人は…世界でたった一人だけ

一度だけでも…貴方が好きな、あの子になって聞いてみたい
貴方の口から、好きといわれることがどんなに幸せか感じたい…


貴方に惹かれて

貴方に恋して…

好きだから、好きのまま走って


でもね、貴方は遠くなるばかり


私の気持ち知ってて


諦めたくなっても貴方またホラ、優しくするでしょう
同じ気持ちじゃないなら…そんな言葉や態度なんていらない

PR

 

彼女は今日も又、ビルの屋上から飛び降りる

赤い血が、地面に降り注がれる

 

彼女は死ぬ前に気絶した

何回も飛ぶと言うことは、死んだってコトに気づいていないからだ

 

と誰かは言う

 

 

 

 

今日も彼女は、ビルの屋上から飛び降りる

 

「ねぇ僕もいつか飛べるかなぁ」

 

メルヘンタッチの淡い水彩画を描きながら、笑いかける君

永くない命だって、まるでありきたりな漫画や小説みたいだ、と笑いかける君

 

どんな姿の君も、僕の心を沸々とさせる

 

感情なんかに押し殺されてたまるものか、と拒んでも

 

君のその笑顔が、僕を掻き立てる

 

 

君が死んだ夜の月は赤く、綺麗だった

死ぬ前の君の瞳とその月がダブって見えた

 

こんな夜は、涙が止まらない

薄暗い路地裏を見てきた狼

人陰に隠れて過ごしてきた孤独な一匹狼

只 馴染めずに笑いようもなく一人走っていた

 

夢の中藻掻いて 泣きながら追いかけて

「一人」という名の迷路を追った

 

手紙は今更届くはずもなく

只 只 伝えたいことだけが積もって

独りで泣く夜を繰り返すつもりもなく

だから君はきっと泣くだろう 孤独に耐えられず

 

 

いつか生まれ変わることを信じて生きてきた

人混みに紛れて過ごしてきた孤独な一匹狼

只諦めずに君を追いかけて 独り走っていた

 

風の中走って 死ぬ気で追いかけて

「君」という名の迷路を追った

 

道は今更開くはずもなく

只 只 君への欲求が募って

二人で笑う夜を望むこともなく

だから君はきっと笑うだろう 二人で過ごす夜に

 

だから君はきっと笑うだろう 二人で過ごす夜に

君は死ぬ、なんて軽々しく言うけど
本当に苦しい時なんて滅多にないさ
胸を締め付けられるような絶望にから逃れようと
身をよじっても、後から後から追いかけてくる
恐怖とはいえ、涙は出ないんだ
絶望はすべてを奪うから

乾いた感情はすべてを無とさせるから

愛は地球を救うなんて言うけど

都合が良すぎるんだ、そんな言葉

絶望から逃れたいから
絶望に身を浸したくないから
絶望に目を向けたくないから
そうやって目を背けるんだろ

けど、いつかはやって来る

身を捩っても逃れられない、深い絶望が

カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
フリーエリア
最新CM
最新記事
nao
(12/28)
(12/05)
(12/05)
(12/05)
(12/01)
最新TB
プロフィール
HN:
リオ
HP:
性別:
女性
職業:
学生
趣味:
もっぱら寝る寝る
自己紹介:
よろしくです。
バーコード
ブログ内検索
アーカイブ
最古記事
カウンター
忍者ブログ [PR]