詩・短編小説サイト。
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「ねぇ僕もいつか飛べるかなぁ」
メルヘンタッチの淡い水彩画を描きながら、笑いかける君
永くない命だって、まるでありきたりな漫画や小説みたいだ、と笑いかける君
どんな姿の君も、僕の心を沸々とさせる
感情なんかに押し殺されてたまるものか、と拒んでも
君のその笑顔が、僕を掻き立てる
君が死んだ夜の月は赤く、綺麗だった
死ぬ前の君の瞳とその月がダブって見えた
こんな夜は、涙が止まらない
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